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好きなこと占って勝手な解釈。 自由できままな易日記。
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易のお勉強に人の性格を聞くのは面白い。家族や友人の性格はある程度自分の中でインプットされているので、それが易の卦になるとどういうふうに表現されるか、というのはよいお勉強になる。自分のことを聞くのはなかなか怖いけれど、易はなかなか厳しく辛らつに自分の姿を映し出してくれるので、これがまた客観的に自己分析をするにはとてもよい資料となる。そしてやはり興味深いのは歴史上の偉人や有名人。世間で知られている顔と実際の性格は同じなの?というところをぜひ知りたい。

それで以前聞いてみたのは、私の座右の書「あるヨギの自叙伝」の著者パラマハンサ・ヨガナンダの性格。知る人ぞ知るインドのグル。ヨガを探求し、後年アメリカに渡り、ロサンゼルスを拠点にアメリカにヨガを広めた。私はヨガも瞑想もほとんどやらないけれど、このヨガナンダにはなぜか深いご縁を感じるのだ。多分インドは今生では絶対に行かない場所だけど、ヨガナンダはいつも私の心の中にいる。その大好きなヨガナンダの性格、恐れながらも聞いてみました。

地文 地雷復
人文 沢水困
天文 沢火革

天地 沢雷随

本卦 
地火明夷 主こう  火地晋
之卦 地天泰 主こう  火地晋

わが愛するヨガナンダはまさに想像した通りの尊敬すべき師でした。幼い頃からヨガ(心と体の修行を通して宇宙意識(神)と一体となる道)を求め、ひたすらく真理を追究した求道者としての姿が現されているようです。まだ少年の頃に真のヨギ(ヨガを実行する人)であるグルを求めて家出をするのですが、そのラジカルなまでに真理を追い求める青春時代は実はヨガナンダにとって真っ暗闇から一筋の光を求める魂の旅だったのですね。裕福な家に生まれて何一つ不自由のない暮らしの中でこの世の闇をひたすら光を求めながら歩いていたヨガナンダの人生が仏陀の人生と重なります。
地火明夷(ちかめいい)は闇を表す卦、火地晋(かちしん)は光を表す卦。自分の中に闇を持っていたからこそ光を求めたのではないでしょうか。その闇が強ければ強いほど求める光も強力なのでしょう。そして之卦の地天泰と火地晋。天と地、陰と陽、闇と光、光明の中で全てのバランスが取れた後年のヨガナンダだったのでしょう。ヨガナンダは1952年にマハサマディに入り、自ら肉体を脱ぎ宇宙へと還って行きました。ヨガナンダの肉体は死後20日を経っても腐敗しなかったと語り継がれています。この世で生きながらさとりを開いた人だからこその偉業でした。

大好きな人が思ったとおりの性格だった、というのはかなりうれしいもんです^^)。そして何より素晴らしいのはこの卦を通してヨガナンダが教えてくれたこと。「地火明夷=暗闇を恐れるなかれ」。人はこの世に生まれてくる時に真っ暗な産道を通って光の中に出て来ます。でも目の中に光は飛び込んで来ても、この世にはあらゆる心の葛藤が待っています。その葛藤が生み出す闇の世界を否定するのではなく、その闇の中にこそ光を求める真理がある。そんなことを考えさせてくれるヨガナンダの卦でした。

次回は幻のグル、ババジの性格。これまた凄い・・・。
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